どうせ

その頃の私は、若干「ひねくれていた」ような気がします。
恋愛にしてもそうです。
相手の男性が、せっかく好意を持って接してくれているのにもかかわらず
「どうせ、私のことなんて分かってくれるはずもない」
なんて考えたりして(苦笑)

理解をして欲しい気持ちは人一倍あったはずなのに、それとは真逆の感情ばかりが目立っていたのです。

そんな私の心理をズバリと見抜いたのは、長年の付き合いである男友達でした。
今まで、私に対して何も言わなかったのですがきっと彼の中で「見かねる何か」があったのでしょう。
2人で食事に出かけたときにこういわれたのです。
「誰も分かってくれないと思えば、そういう生き方になる」と。

正直、的を得た言葉に何も言い返せませんでしたし
それと同じくらいに感謝するような気持ちも芽生えました。
どうせ分かってくれないと思って居た私が「この人なら分かってくれるのかもしれない」と感じた瞬間でもあったと思います。

そうして私は彼にほのかな恋愛感情を抱くようになりました。
アプローチをするのも恥ずかしかったのですが、「どうせ」の気持ちを切り捨てたい気持ちもあり
私は自分の気持ちを貫くことが出来て
幸せなことに、その気持ちを彼は受け止めてくれました。

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